第四話 蒼の涙


「はふ〜。気持ちいい。」

いまいゑ派、風呂に入っていました。

「ふー。今日も平和だったな〜。」

とりあえず、問題なく一日を終えようとしていたが、ヒューーーーーーーー、ガシャン、ザクッ

「わーーーーーーーー!なんだーーーーーーー!!って、え?やっ矢文−−−−−−−−!?」

風呂の洗い場のど真ん中に矢文が刺さっていました。

「えーと・・・ナニナニ『まきますか? まきませんか?』・・・・・知りません。

まっとりあえず放置放置っと。さて、あがるか。」

そして、蓋を閉めたら、蓋のところに堅い字でこう書いてありました。

『なお、蓋を閉めたことで『まきますか?』を選んだことになりました。どうも、ありがとうございます。』

「・・・詐欺だーーーーーー!!!!!」

もう遅いです。さて誰が来るのでしょうか。


―翌日―


い「ふわわ・・・。あーよく寝た。・・・ん?これって・・・、やっぱりRozenMeidenだーーー。

ったく面倒だからやだかったのに。」

?「なんで嫌なんだい。」

い「えっ」

ガチャリ、かばんの扉が開いた。

?「おはようございます。僕の新しいマスター。」

僕はRozenMeiden第4ドール蒼星石といいます。

宜しくお願いします。と、いうことで契約しよ。」

い「・・・、ヤダ。」

蒼「えっ、なっなんで?」

い「面倒だから。」

蒼「えーー!何が面倒なの?」

い「AliceGameが。だって、お前がいるってことは水銀燈等がいるってことだろ。」

蒼「まっまあ。」

い「ってことは、お前たちが特殊能力かなんかで争う。つまり、命がけになるのはそっちとこっち。
そんなのに命をかけたくないね。」

蒼「そんなにやなの。」

い「うん」

蒼「・・・そう・・・」

い「だから別のところにいきな。」

蒼「・・・えぐ・・」

い「っん?」

蒼『うぐっ・・・うっ・・・うわーーーん」

い「・・・って、何で泣いてんだよーーー!!」

蒼「だって・・・だって・・・断られたの初めてで、こんなに寂しいことは無いんだもん。
それに・・・レンピカが必死になって探してくれたマスターだから
契約しなきゃレンピカに悪いから。わーーん。」

い「うっ・・・わっわかったからとりあえず泣くのは止めてくれ。色んな人に迷惑がかかる。」

蒼「じゃ・・・うぐっ契約してくれる?」

い「え・・・えーと」

蒼「してくれるよね!(涙目+上目使い)」

い「(うわーーー、涙目+上目使いかよーーー。かわいいけど、ひでーーー)
はぁーーー。解ったよ。契約すればいいんでしょ。」

蒼「えっえと・・・その・・・ハイ、この指輪」

い「これにどうするの」

蒼「それ位、解るでしょ。」

い「ハイハイ。」


契約完了


蒼「不束者ですが、宜しくおねがいします。」

い「こちらこそ、宜しく。」


・・・と、いうわけで、また新しいペアができました。

続く